2015年5月13日水曜日

スタッフ紹介 記録係チーフ

ブログをご覧の皆さん、こんにちは!^ ^

きみっしょん2015記録係チーフのあおいです。

赤外線天文衛星「あかり」10分の1模型の前で

冬の寒さにはめっぽう弱いですが、夏に向けて日差しが強くなればなるほど
やる気に満ちあふれて元気になっていきます☆
きみっしょん本番はもしかしたら私が1年で最もパワフルな時期かもしれませんね!


さて、私の研究について少し・・・

【研究】

私の所属は総合研究大学院大学 物理科学研究科 宇宙科学専攻です。
ここは別の大学の学部を卒業してから入る大学院だけの大学なので
一般にはあまり馴染みがないかもしれませんが、
総研大というワードを聞いたらこの大学院のことだと思ってください。

そして、宇宙研では所属大学よりも所属している研究グループでグループ分けされます。
私が所属しているのは、宇宙研の赤外線グループです。
これまで紹介のあったスタッフにも、このグループの人は多くいましたね!

その中で私が行っている研究は、一言で言うと“望遠鏡の性能向上のための装置開発です。
望遠鏡を宇宙に打ち上げたり冷やしたりすると鏡面が変形してしまう可能性があり、
その結果得られる天体の像に乱れが生じることがあります。
それを補正して乱れのない天体像を作り出すために、
鏡面の形状を静電気力を使って自由に変えることのできる小型の鏡(=“可変形鏡”
を望遠鏡に付け加えるということを目指しています。

理学部を出て理学系のグループにいるのに、装置開発といういかにも工学系に近いことをしていて意外に思う方もいるかもしれません。しかし、我々理学の人間が装置を開発するときには、それに応じたサイエンス目標を持っています。

私の場合、そのサイエンス目標のうちの一つが
太陽系外惑星を直接観測して惑星の多様性を知ること」です。
現在では、太陽に限らず恒星のほとんどが惑星を持っていることがわかっています。
ただしそれらの惑星は非常に明るい中心の恒星のすぐ近くを回るため、
惑星からの光は中心の恒星からの光に埋もれてしまって検出することができません。
遠くの灯台のすぐ周りを1匹のホタルが飛び回っていても見つけられないのと同じです。
そのような状況でも中心の恒星からの光をうまくコントロールして惑星からの光を検出してやろうという観測手法があるのですが、そのときにこの可変形鏡による像の補正が効いてくるのです。
そしてそれができれば、太陽系では考えられないような様々な惑星の様子を知ることができ、
より一般的な惑星形成のストーリーをひも解くことに繋がります。

また、赤外線グループで現在計画中の天文衛星ミッションに“SPICA”というものがあります。
このミッションにも、惑星形成過程の解明につながるような観測が期待されているのでぜひ注目してみてください!(→次世代赤外線天文衛星SPICAのHP “http://www.ir.isas.jaxa.jp/SPICA/SPICA_HP/index.html”


【きみっしょん】

きみっしょんでは、記録係のチーフを担当します!
記録係の使命は、本番期間中の写真や動画の撮影を中心に皆さんの記憶を形にすることです。
皆さんの一生懸命な姿、楽しそうな表情、ときにはお疲れの様子なども(?)取り逃がさないよう着々と準備を進めていきます。
また、班でのミッション作りの際にも、高校生の意見を尊重しつつ適確なサポートができるよう一緒に考えて悩みながら奮闘していきたいと思います//(^ω^)//

ちなみに、宇宙研では少数派な女性スタッフですが、参加してくれる高校生には近年女の子が増加中です!(今流行の、宙ガール?)
宇宙好きの仲間と話してみたい女の子、そしてそんな宙ガールの勢いにも負けない男の子、みんながそれぞれの個性を発揮しながら1つのミッションを作っていくのを楽しみにしています。


きみっしょんはただ楽しいだけではなく、頑張って頭を振り絞って考え抜いたからこそ味わえる楽しさが待っています。自分がまだまだ成長できることを信じて、ぜひ応募の一歩を踏み出してみてください!!
きみっしょん当日に皆さんがドキドキしながら宇宙研の門をくぐって来るのを、
心待ちにしております☆


記録係チーフ あおい